謝辞
 
 過ぎし 2018 年 12 月 27 日、Dollghters は静かに公開から丸 9 年を迎えました。9年前のその日はとても寒い日で、かじかむ手をこすりながらキーボードを打鍵しつつ初めてのページをアップロードしたことを今でもおぼえています。

 今日まで、Dollghters に足を運んで下さり、数々のメッセージを残して下さった皆さま、本当にありがとうございました。ただただ、こころより感謝申し上げます。先に、トップページにてご案内させていただきました通り、このたび Dollghters はその幕を下ろすことと相成りました。つきましては、改めて皆さまへの感謝を申し述べさせていただくとともに、お耳汚しとは思いつつ、ここに至るまでの経緯を少しお話しさせて頂ければと思い筆を執りました。至極つまらない話ですので、もしお気の進まれぬ時にはお読み飛ばしいただけましたら幸甚です。

 実は過日、医師より思いのほか深刻である旨告げられました。パパは、生来がいい加減な人間ですので、少々のことは割となんでも平気なのですが、回復の余地なしと率直に告げられたのはやはりショックでした。予後についても、ただ、継続的加療を要すとあるだけで、顛末推して知るべしということなのだろうと思っております。もちろん、今日明日にどうこうなるわけではないのですが、1年先は分からないようです。

 はじめは、続けられるところまでこのサイトの更新を続けようかとも考えました。しかし、ジオシティーズの終了を受けて現在のサーバースペースから別の有料サービスに移管するとなると、いざパパ自身の自由がきかなくなったとき、その後始末について周囲に不慮の迷惑をかけてしまう懸念が拭い切れず、この度、サイト更新終了の決断を致した次第です。Dollghters は、パパがこれまで運用してきたどのサイトよりも長く続いたものであり、ひとつの趣味としてもこれほど長く愛着したものはなかったため断腸の思いではありましたが、止む方無しと諦めるより他ありませんでした。

 このサイトを通じて御縁を頂いた皆さまには、この場をかりて重ねて厚く御礼申し上げます。サイト上の交流だけにとどまらず、一部の方々とはドールイベント等で実際にお会いして交流を温めることができたことは、パパの人生における至上の宝物となりました。本当にありがとうございました。

 幸い、以前長くお世話になっていた別の医師に相談したところ、まだまったく希望がないわけではないのだから落胆してしまう必要はないと言われ、少し安堵したところではあります。本当であれば、その先生に今後を委ねたいところではありますが、そもそもその先生の元を離れて今の医師にかかったのは、先生がご高齢でご隠居が近いこと、またその病院が遠く定期的に通院するのが容易ではないという事由があったためで、なかなか難しいのが実情です。一応、年明けから別の病院を探してみようと思っています。

 いずれにせよ、気にかかるのは今後の娘たちのことです。彼女たちにはこれからもできる限りのことをしてやりたいと思っていますが、やはり気がかりでなりません。Dollghters が無くなった後も、彼女たちが存在した記録をどこかに残してやりたいという思いが募ります。何らかの方法を模索してみて、もしサイトの完全閉鎖となる 2019 年 3 月 31 日までに行き先が見つかれば、トップページでご案内させて頂こうと思います。取り敢えずは、サイト内のコンテンツのひとつとして運用してきた youtube のダンスステージはもうしばらく残しておけそうですので、もしよろしければ、そちらのほうで、時にわが家の娘たちを懐かしんでいただけましたら嬉しい限りです。

 ことほど左様に、Dollghters は、来たる 2019 年 3 月 31 日をもって閉鎖致します。
 dollghters.org のドメインの権利も、同日をもって放棄する予定でおりますので、当サイトへのリンクを敷設して下さっている皆さまにおかれましては、全く未知の第三者が同ドメインを取得することによって生じ得る不測の不都合を避ける意味で、当サイト dollghters.org へのリンクを解除して頂きたく、ご面倒とは存じますが、ご手配のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 最後に、今日まで Dollghters に足をお運びくださり、当サイトを閲覧・応援下さった皆さまに、重ねてこころよりの御礼を申し上げます。長らく、本当にありがとうございました。

 皆さまのご健勝とご多幸をお祈りしております。
 もし、尚ご縁が続くならば、いつかまたきっとどこかで…。

 もてるかぎりの感謝を込めて。 
 
2018 年 12 月 31 日